人気ブログランキング | 話題のタグを見る

資格試験 資格取得でスキルアップ

entitled.exblog.jp
ブログトップ
2006年 04月 09日

上場企業監査、登録制に 会計士協会が自主規制強化

上場企業監査、登録制に 会計士協会が自主規制強化

日本公認会計士協会(藤沼亜起会長)は6日、上場企業を監査する監査法人や公認会計士の個人事務所に、07年度から登録制を導入すると発表した。一定の水準に満たない事務所は登録リストから除名し、上場企業の監査を続けることが事実上難しくなる。監査法人や会計士の資格停止を決める法的権限は金融庁にしかないが、ライブドアやカネボウの粉飾決算事件などで会計不信が高まっていることから、業界の自主規制で信頼回復を図る。

 今秋に臨時総会を開いて会則を改める。監査法人の評価などを担当する同協会の品質管理委員会に新組織を設け、上場企業の監査を手がける全事務所に登録を求める。登録事務所には、品質管理体制について文書で提出させ、要求水準に達しているかをチェックする。

 申告した水準の業務を実行できなかった事務所には協会が改善を勧告するが、不十分な場合は除名を含めた処分を出す。

 監査法人や会計士は法律上、上場企業の監査を手がけることに特別な制限はない。しかし、協会の登録から除名されると評価が低下し、投資家の信頼を重視する上場企業の監査からは、事実上排除されるとみられる。

 藤沼会長は「上場企業はステークホルダー(利害関係者)が多く、その監査を担う事務所には特に重い責任を課すことにした」としている。


しっかりとした監査がなされていないと、企業情報について何を信頼していいかわからなくなります。特にライブドア事件では多くの人が粉飾された財務情報のせいで、被害をうけました。これからしっかりと強い姿勢での監査が望まれます。

by spiraledge | 2006-04-09 16:55


<< 税理士や社労士、司法書士… 中...      介護保険 4月から新制度 >>